滑舌が悪い原因を教えてください、とご質問を多く頂きます。
滑舌が悪い原因は、一人ひとり骨格や舌の厚みなど様々ですから、1つに絞ることは容易ではありませんが、ココを鍛えると必ず改善する、という場所は1つと決まっています。
それでは、滑舌が悪い原因を詳しくご紹介します。
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滑舌が悪い原因は?
滑舌が悪い原因は、子供の頃から悪かったのか、大人になってから悪くなったのかで、違いがあります。
子供の頃から滑舌が悪いと感じていた方は、骨格や舌の長さ、歯並びが主な原因です。
一方、大人になってから滑舌が悪いと感じた方は、何かをきっかけに発音の位置や仕方が変わってしまったことが主な原因です。
子供の頃から悪い
子供の頃から滑舌が悪い場合は、顔の骨格、アゴの形や歯並び、舌の長さや厚みにより、「発音の仕方や舌の動かし方が間違っていること」が原因です。
舌の長さが短い(舌小帯短縮症)の場合は、ら行が言いづらく感じますし、歯並びが悪いと、さ行やざ行が言いづらく感じます。
「話しづらい」とご自身で気づく場合もあれば、「話しづらいと感じないが、聞き返されることが多い」と他の人に気づかされる場合もあります。
また、「いきしちに」など、「い段」での発音がしづらい場合は、子供の頃からの発音の癖(舌の癖)が原因です。発音を直す練習をしない場合は、大人になっても言いづらさは継続します。
しかしながらこの場合も、滑舌矯正や舌を鍛えることで、滑舌を治すことが可能です。
舌小帯短縮症について詳しくは、滑舌コラム「滑舌は手術で良くなるのか?」をご参照ください。
大人になってから悪くなった
大人になってから、ここ最近、滑舌が悪い・・・と感じた場合は、何かをきっかけに発音の位置や発音の仕方が変わってしまったことが原因です。
多少舌が重たいな、と感じた時点で、既に発音の位置は変わっています。
気づいた時には、発音の仕方に偏りが出たり、アゴが左右に動くなどして、無理な動きをするようになります。
驚くほど早く改善することがある
昔は大丈夫で、発音の位置が変わることにより起きてしまった滑舌の悪さは、発音の位置を正すことで、昔のように発音できる状態に戻すことが可能です。
1レッスンで発音の位置が昔に戻り、発音が楽になる!という方も多くいらっしゃる程です。
大切なのは、「発音の位置や発音の仕方」です。
鍛えるべき箇所は1つ!
子供の頃から悪くても、大人になってから悪くなっても、全て言葉は「脳」で作り出されていますから、脳トレ・・・
いえいえ、「舌」を鍛えることが重要です。
発音の要でもある舌を鍛えることで、発音は楽になるものです。
ご自宅でも可能な滑舌を良くする方法は、滑舌コラム「滑舌トレーニングLesson1 舌のトレーニング」でご紹介しています。