言葉省略の早口とは

                

 早口でお困りの方が多くいらっしゃいます。言葉省略の早口とは、言葉の通り、言葉を省略することにより起こる早口のことです。

          

 多くの言葉は、子音と母音で成り立っていますから、子音の発音がはっきりとしない場合は、母音のみが発せられるため、言葉が省略され、早口な話し方になります。

                

 それでは、具体的にどのような場合に、言葉省略の早口になるのかをご説明させて頂きます。

        
        
          
                
  1. 言葉省略の早口とは
  2.             
  3. 言葉を省略するとなぜ良くないのか
  4.             
  5. 発音のリズムを変える
  6.             
  7. 早口改善後の会話
  8.             
  9. まとめ
  10.           
         
        
              

言葉省略の早口とは

                

 言葉省略の早口とは、言葉を省略することで早口になることです。

                

 例えば、「ありがとうございます」の場合は、「あり・とうございます」など「が」を省いても、聞いた側は、瞬時に「ありがとうございます」と言っている、と認識します。

                

 「早口になる理由」の通り、脳は、前後の言葉で「こう言っている」と認識するため、少しの音が不明瞭でも、消えても、相手に通じてしまいます。

         

 相手に通じてしまうため、それが常になり、違和感がなくなってしまうものですが、「ありがとうございます」を「あり・とうございます」というのは、言葉の不明瞭さを引き起こす第一歩です。

        

言葉を省略するとなぜ良くないのか

        

 聞こえていれば、また、相手が認識できるのであれば、言葉は省略しても良い、と思いそうですが、はっきりと発音しないことで、「はっきりと発音しない癖」がついてしまいます。

                

 長年、発音を省略した結果、はっきりと発音したい場面で発音ができない事態が起きるのです。

        

 生徒さんの中で多い状況は、学生の時に言葉を省略していたことで、社会人になり、会社ではっきりとした言葉が使えなくなるというものです。

                

 もちろん、面接の時点で、ほとんどの方が気づき、「学生の時には、気になりませんでしたが、面接という場面で初めて言えない自分に気づき、大変困っています。」とお越しになる方が多くいらっしゃいます。

        

 例えば、「させて頂きます」は、お悩みを伺うことが多い言葉の一つです。「させ」が発音できない、早くなってしまう、と多く伺いますし、「失礼いたします」も「しつえいいたします」と「れ」がはっきりと言えない、ということも「ら行」の発音ができない方から多く伺います。

    

 もちろん、上記の状態は、発音ができないことにより起きていますので、発音自体を治す、滑舌矯正を行うことで改善されます。しかし、発音はできるのに、言葉を省略している場合は、「省略しない癖」をつけることが必要です。

        

 言葉を省略せずに発音する場合、いつもよりも早く発音ができず、はっきりと全体を発音しなくてはなりませんので、いつもの速いリズムと違い、ゆっくりに感じる場合があります。

        

 速いリズムは、「発音を省略したことによる速さ」(発音の間違いによる速さ)ですので、正しい発音のリズムに変える必要があります。

        

発音のリズムを変える

        

 言葉省略による早口は、発音のリズムを変えることで改善ができます。はっきりと発音するリズムをトレーニングすることで、省略の癖を取り除きます。まずは、どの部分で言いづらいのか、早口になってしまうのかをご自身で分析することが必要です。

        

 もし「ありがとうございます」が早口になり、言いづらい場合は、「 ありがとうございますが言えない理由」に該当するのか、「言葉省略の早口とは」に該当するのかでご自身の症状を確認することができます。

         

 もし、言葉省略によるものの場合は、一言一言「ありがとうございます」と言ってみます。いつも「あり・とうございます」の場合は「が」の時間が増えますので、はっきりと言っている感覚が残るはずです。

                

 これを繰り返し、毎日必ず言えるようにし、日常会話で使ってみる、これで癖付けを行います。

                

 しかしながら、発音のリズムをご自身で変えることができず、どうしても早口になる場合は、早口改善のトレーニングが必要で、適切なトレーニングを行うと改善ができるものです。

 

早口改善後の会話

         

 早口を改善後の会話は、早口になることなく、全体の言葉がはっきりとします。何を言っているのか、相手が聞き返すことが減り、さらには、聞き返されることがなくなります。言葉省略をしなくなることで、ご自身の言葉が明瞭になり、結果、相手に伝わりやすくなり、発表や講演なども、自信がある状態で挑めるようになります。

 

まとめ  

        

 言葉省略の早口は改善することができます。ご自身の状態に合った適切なトレーニングを行うことで、必ず改善されますので、まずは、発音ができないことによる早口か、言葉省略の癖による早口か、ご自身の状態を把握することが大切です。

                
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