「し」「ち」の発音ができない理由 

        
                

 小さい頃から「し」「ち」の発音ができないので改善したい、とお悩みでお越しになる生徒さんが多くいらっしゃいます。

        

 「し」「ち」が発音できない理由は、「舌」にあります。「舌の位置」や「舌の形」など、子音と母音の発音の仕方に間違いがあり、発音のしづらさが起きています。

        

 それでは、具体的に、「し」「ち」の発音ができない理由をご説明させて頂きます。

        
        
                
  1. 1.「し」「ち」の発音ができない理由
  2.             
  3. 2.生徒さん方の症状
  4.             
  5. 3.舌に力が入る
  6.             
  7. 4.子音の間違い
  8.             
  9. 5.母音の間違い
  10.             
  11. 6.まとめ
  12.           
         
              

「し」「ち」の発音ができない理由

        

 さしすせその中でも、「さすせそ」は発音できても「し」のみが言えない方、たちつてとの中でも「たつてと」は発音できても「ち」のみが言えない方と、それぞれ母音の「い」を含む発音で言いづらさが起きている方が多くいらっしゃいます。

        

 「し」「ち」の発音ができない理由は、子音と母音のそれぞれに発音の間違いがあることです。「滑舌改善を目指す」の通り、この場合は、正しい発音の位置にすることで、改善が可能です。

     

生徒さん方の症状

        

 生徒さん方が感じている症状は下記の通りです。多くの方が、片側のみで発音している感覚があること、また、口の中に溜まる感じや、発音がこもる感覚をお持ちです。

       
          

症状

                    
  • ・右側だけを使って発音している感じがある
  • ・空気が左右どちらかのみしか出ない
  • ・発音がこもって聞こえる
  •           
     

舌に力が入る

        

 発音がしづらい方は、母音の「い」の発音で、舌に力が入ることが多く、無理に発音しようとして、余計に、舌に力が入ってしまうことがあります。

        

 舌に力が入らないよう、弱く発音しようとしますが、ご自身の意識とは反して、力が入ってしまうため、極力発音しないよう、別の言葉に変換するなどして、発音をカバーします。

        

 弱く発音することにより、目立たせないことは可能ですが、ご自身の中では、発音のしづらさは残ったままですので、根本的に改善する必要があります。

     

子音の間違い

        

 「滑舌トレーニング【さ行の発音理論】」の通り、「し」は子音の「s」、「ち」は子音の「t」がポイントです。それぞれ、空気は、均等に出ることが求められますが、言いづらい場合は、子音の作り方に間違いがあります。

        

 しかしながら、「す」「つ」の発音ができる方は、意外にもスッと「し」「ち」の発音ができることがあります。

     

母音の間違い

        

 母音の「い」で既に力が入る場合は、母音の発音の仕方に間違いがありますので、「い」の発音練習が必要です。この場合は、「しち」の他に、「いきにひみりじ」などにも、言いづらさが出ている場合がほとんどです。この方の場合は、子音と母音を合わせて練習することで、改善が可能です。

     

まとめ

        

 子音と母音の発音の仕方に間違いがあるため、発音のしづらさが起きていますが、正しい発音の位置をトレーニングすることで、必ず、滑舌は改善されるものです。

        

 また、正しい位置で発音ができた時には、発音が楽に感じるものです。

            

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