滑舌を良くする方法！か行の発音トレーニング

　　　　　　　　　　　　　　　　

　滑舌を良くする方法！か行の発音トレーニングをご紹介します。

　　　　　　　　

　「か行」の発音のポイントを理解したら、あとは毎日繰り返しトレーニングを行って頂くだけで効果を発揮します。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　「か行」の発音も含め、全ての「行」には、正解の形があります。舌の位置が正しくない場合には、練習の速度を上げても言い辛いままとなりますので、その場合は、根本的に「か行」の発音を治すための舌のトレーニングをおすすめします。「滑舌矯正とは？」にてご紹介しています。

　　　　　　　　 　

滑舌を良くする方法！か行の発音トレーニング

　　　　　　　　

　滑舌を良くする方法！か行の発音トレーニングは、毎日行うことが重要です。「か行」の発音ポイントを理解したら、徐々に速度を上げてトレーニングを行なってみましょう。「か、き、く、け、こ」の「き、く」は母音を響かせる形で練習を行うと効果的です。

　

か行の発音ポイント

　　　　　　　　

　か行の発音は子音「k」と母音の「a,i,u,e,o」から作られる音です。

　　　　　　　　

　「k」は息のみで発音しますが、「k」の息が多く出ると、「クァクィクゥクェクォ」と息が漏れたような発音になりますので、注意が必要です。

　　　　　　　　

　また、「かきくけこ」を強く発音すると効果的ですが、「k」の息が強すぎると、ノイズが入りやすいため、母音を響かせることを意識して発音してみましょう。

　　　　　　　　

　もし「き」が言いづらい場合は、母音の「い」の舌の位置を整える訓練が必要です。下記の「き」が言えない原因もご参照ください。

　　　　　

か行の滑舌トレーニングの５つのポイント！

　　　　　　　　　　　　　　　　

　ポイント１

　　　　　　　　

　かきくけこ、きくけこか、くけこかき、けこかきく、こかきくけ、かけきくけこかこ、をそれぞれ5回ずつ繰り返します。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　ポイント２

　　　　　　　　

　息継ぎ（ブレス）位置は、かきくけこを５回ずつ発音した後にブレス、きくけこかを５回ずつ発音した後にブレス、というように、５回は必ず一息で言えるようにしましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　ポイント３

　　　　　　　　

　かきくけこを５回ずつ繰り返す際は、かきくけこ・かきくけこ・と切るのではなく、かきくけこかきくけこかきくけこ・・・と繋げるように発音します。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　ポイント４

　　　　　　　　

　「か行」を含めた、あ行～わ行まで、続けて行います。出来るようになったら、速度をアップします。速ければ速い程効果がありますが、言葉をはっきりと発音できていることが前提です。はっきり言えない状態のまま続けると、それが癖となりますので、はっきり言える速度から始め、徐々に速度を上げる方が良いでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　ポイント５

　　　　　　　　

　毎日行うことが重要です。

　　　　　 　　　　　

か行の発音トレーニング方法

　　　　　　　　

　か行の発音トレーニングの５つのポイント！に合わせてトレーニングを行なってみましょう！

　　　　　 　

「か行」の早口言葉

　　　　　　　　

　「か行」の早口言葉です。上記の発音トレーニングの後に発音してみます。最初はゆっくり、徐々に速度を上げます。何度言っても言いづらい箇所がある場合には、発音自体に間違いがありますので、「か行」の発音の位置を根本的に整える必要があります。

　　　　　　　　

　隣の客はよく柿食う客だ　ここの隣の客の客はよく牡蠣食う客だ
（トナリノキャクハ ヨクカキクウキャクダ ココノトナリノキャクノキャクハ ヨクカキクウキャクダ）

　　　　　　　　　　　　　　　　

　菊栗、菊栗、三菊栗、合わせて菊栗、六菊栗
（キククリ キククリ ミキククリ アワセテキククリ ムキククリ）

　　　　　　　　　　　　　　　　

　東京特許許可局局長急遽休暇許可却下
（トウキョウトッキョキョカキョクキョクチョウ、キュウキョキュウカキョカキャッカ）

　　　　　　　　　　　　　　　　

　客船の顧客と貨客船の顧客
（キャクセンノコキャクト カキャクセンノコキャク）

　　　　　　　　　　　　　　　　

　ここから価格変更
（ココカラカカクヘンコウ）

　 　

舌のトレーニングも必須

　　　　　　　　

　上記の滑舌を良くする方法！か行の発音トレーニングの内容は、舌の位置が正しい場合に、効果的な方法です。もし、「か行」が言いづらい場合には、正しい位置にトレーニングをしてから、上記方法をお試しください。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　実際の「か行」の滑舌レッスンでは、か行の舌先の位置、顎の位置、歯も含め、発音のしづらい原因を特定し、発音がしやすくなるよう、発音訓練を行います。

お試しレッスンで、根本的に発音を改善するトレーニングが可能です。

　

まとめ

　　　　　　　　

　「か行」の滑舌を良くするためには、子音の「k」を綺麗に発音することが必要です。

　　　　　　　　　　　　

　息が強くなりすぎないよう、母音を響かせるよう「か行」の滑舌トレーニングを行なってみましょう。

　　　　　　　　

舌のコントロールができるよう、下記の滑舌を良くする方法【Lesson1】舌トレーニングもお試しください。