受け口は滑舌トレーニングで治せるか 

        
                

 受け口(下顎前突・反対咬合)なので、滑舌が悪いです、とお悩みでお越しになる生徒さんが多くいらっしゃいます。

        

 受け口とは、下顎が上顎より前に出ている状態のことを指しますが、実際に発音を見させて頂くと、受け口ではないのに、発音をする時にだけ、受け口になる方がいらっしゃいます。

                

 では、受け口になる発音とはどのようなものでしょうか。

        
        
                
  1. 1.受け口になる発音
  2.             
  3. 2.自分では気が付かない
  4.             
  5. 3.舌の位置が重要
  6.             
  7. 4.受け口は滑舌トレーニングで治すことが可能
  8.             
  9. 5.まとめ
  10.           
         
     

受け口になる発音

        

 奥歯で噛む時には、上下の顎は正常な位置なのに対し、発音する際に下顎が前に出て、受け口のようになる場合があります。

    

 例えば、さ行た行の発音は、音を作る上で、「上下の歯の合わせ方」と「舌の位置」が重要ですが、発音を作りやすい位置にするため、自然と下顎が出てしまうことがあります。

     

自分では気が付かない

        

 これは、上下の前歯など、歯並びの関係で、下顎を出した方が、発音を作りやすいことが要因ですが、無意識にその位置で発音するため、発音を鏡等で確認をしない場合は、自分では気が付かないことが多くあります。

     

舌の位置が重要

        

 下顎を出した位置の方が発音が作りやすいため、自然と下顎が出てしまいますが、「歯並びは滑舌に関係ない?」でご紹介しましたように、発音は「舌の位置」が重要ですので、実際には、その「顎の位置」ではなくとも、発音を綺麗に作ることが可能です。

     

受け口は滑舌トレーニングで治すことが可能

                

 発音の位置を習うことはありませんので、受け口になりやすい発音(さ行やた行等)を正すことをしない場合は、それが癖となり、発音の際は、必ず、下顎が前に出てしまう場合があります。

        

 また、継続的にその発音の仕方になることで、常に下顎が上顎よりも出ている状態になり、本来は受け口ではないのに、受け口のように見えてしまう場合があります。

        

 この場合は、「発音の仕方」が原因で受け口となっていますので、発音の位置をトレーニングすることで、受け口を治すことができます。

     

まとめ

                

 受け口になる原因は、遺伝が原因の場合や習慣が原因の場合がありますが、「発音」という習慣で起きた受け口は、歯科矯正や手術することなく、滑舌トレーニングをすることで、治すことが可能なのです。

            

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