舌足らずの原因と治し方とは 

        
                

 舌足らずを治したい、とお越しになる生徒さんが多くいらっしゃいます。

                

 「舌足らず」の原因や治し方は様々ですが、それぞれの原因にあった治し方が必要です。 

        

「舌足らず」と一言で言っても、原因は一つではなく、大きく3つの種類があります。

        
        
                
  1. 1.舌足らずの種類
  2.             
  3. 2.大きく3つに分類できる
  4.             
  5. 3.1)舌が短いことが原因
  6.             
  7. 4.2)舌の緩みや発音の仕方が原因
  8.             
  9. 5.3)声の出し方、鼻声が原因
  10.             
  11. 6.舌足らずの1番の原因
  12.             
  13. 7.舌が短い方の舌足らずとは
  14.             
  15. 8.舌が長い方の舌足らずとは
  16.             
  17. 9.舌足らずの治し方
  18.             
  19. 10.まとめ
  20.           
         
     
          

舌足らずの種類

                    
  1. 舌が短いため、ら行の発音が舌足らずに聞こえる
  2. 言葉がモタモタして、舌足らずのように聞こえる
  3. 舌足らずで、子供っぽい話し方になる
  4.           
     

大きく3つに分類できる

                

上記の内容は一見、同じように見えて、明確な違いがあります。
全て、「舌が短い」ことで舌足らずが起きているわけではありません。

     

1)舌が短いことが原因

    

1)は舌が短いことにより「ら行の発音がしづらい」ということで「舌が短い」ことが明確な原因。

     

2)舌が長いことが原因

        

2)は舌が「長い」ことや「厚みがある」ことで、舌が前に出るなどして、パキパキ話すことができない場合が多く、「舌の緩み」や「発音の仕方」が原因。

     

3)声の出し方、鼻声が原因

        

3)は2の状態に加え、声の出し方(共鳴の位置)が影響し、舌の奥が上がり鼻声になることが原因で、子供っぽい話し方や舌足らずのような話し方になります。

     

舌足らずの1番の原因

        

 舌足らずの1番の原因とは、「舌」にあります。

        

 発音する上で最も重要な「舌」が「正しい方法で動かないこと」が原因で、「発音が不明瞭になる」また、「舌足らずな話し方」をもたらします。

    

 「舌足らず」と聞くと、「舌が短い」と思う方も多くいらっしゃいますが、「舌が足りない=舌が短い」ということではなく、「舌が緩み、筋力がない」ことが原因で、発音の不明瞭さを引き起こしているのです。

        

 舌が「長く」とも「短く」とも舌足らずな話し方になる場合もありますし、必ずしも、舌が短いことによって、舌足らずが起きているのではありません。

        

 では、どのような場合に起きるのでしょうか。

     

舌が短い方の舌足らずとは

        

 舌が短い方は、「舌小帯短縮症」の方で、舌の裏のスジ(舌小帯)が短いことで、舌の動かす可動域が限られてしまい、舌足らずのような発音になる傾向があります。極端に短い方は、特に「ら行」の発音が不明瞭な場合が多く、明らかな「音」の不明瞭さがあります。

                

 しかし、舌が短いから、明瞭な音は出せないのか、と落胆する必要はありません。「滑舌手術とは?」の通り、舌が短くとも、滑舌トレーニングを行うことで、鮮明な発音にすることは可能です。

     

舌が長い方の舌足らずとは

        

 舌が長い方は、口の中が舌でいっぱいのため、口腔内の空間が狭まり、さらに厚みがある場合は、モタモタとした舌足らずのような話し方になります。

                

 「さ行」「ざ行」「た行」等の発音に影響が出やすく、舌が前に出る感覚があるなど、もつれる原因にもなります。

        

 ただし、舌の長さは確保されていますから、短い方よりも、正しい位置への矯正はしやすいものです。

     

舌足らずの治し方

                

舌足らずの原因は、「舌」によるもので、長さや厚みにより、発音がしづらい状況も様々です。そのため、状態に合わせた、治し方が必要です。

                

 例えば、舌が短い方が特に苦手としている「ら行」の発音を良くするためには、「ら行の滑舌トレーニング」が必要ですし、舌が長い方が苦手としている、「さ行」「ざ行」「た行」なども、それぞれの滑舌トレーニングが必要です。

     

まとめ

                

 舌足らずを治すためには、一にも二にも、それぞれの症状にあった「舌のトレーニング」が必要で、的確な「舌のトレーニング」を行えば、必ず、改善するものなのです。

            

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